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バイオリン弦の紹介-ドミナント

Vn-ドミナント(トマスティック)

Dominant

定番のナイロン弦ですね。日本では最も売れている弦ではないでしょうか。

ちなみに弦の種類は大きく分けて、ナイロン弦、スチール弦、ガット弦とありますが、動画で分かりやすく説明しているものがありましたので、ご紹介します。ナイロン弦の心材はふわふわですね(^^)

TheMioQバイオリンの弦の中身について

定価(2020/1月、税込)と材質

定価心材巻線
E¥440ステンレススチール
¥770カーボンスチール錫メッキ
¥1,430カーボンスチールアルミ巻
A¥1,980ナイロンアルミ巻
D ¥2,750ナイロンアルミ巻
¥2,970ナイロンシルバー巻
G¥2,970ナイロンシルバー巻

G線、D線、A線はナイロン弦ですが、E線についてはスチール弦で3種類があります。

よく売れるせいか、ネットショップでも半額程度で売ってあるのをよく見かけます。

安いので初心者向けかというとそうでもなく、プロの演奏家だと、ヒラリー・ハーン(HilaryHahn)さんもドミナントを使っているようですので、安心して(^^使っていてください。

少し詳しく見てみましょう、まずはD線について。

D線は2種類

ドミナントD線には2種類ある!?

D線は心材は一緒ですが、アルミ巻(上画像右)とシルバー巻(上画像左)の2種類があり、シルバー巻の方が200円ほど高くなっています。

シルバーの方が重い金属だからなのでしょう、写真ではわかりにくいですが、シルバー巻の方がアルミ巻よりも細くなっているように見えます。

実際に測定してみました。

シルバー巻の方が細い!

アルミ巻が0.7mmに対して、シルバー巻が0.5mmでした。
この0.2mmの差は小さいようで割と大きくて、弾き比べるとわかると思います。

どちらがいいかは好みだと思いますが、細い方が弾きやすいのでシルバー巻だという人もいれば、 シルバーの方が黒く変色しやすいので、アルミ巻を選ぶという人もいます。

E線は3種類あるが、、

セットで買うと付いてくる、1番高いスチールの心材にアルミ巻のE線は、普通のスチール弦よりは柔軟性があっていいんじゃないかと思うのですが、全く人気がありません(^_^;)

G、D、A線をドミナントにしている人でも、E線だけは違う種類の弦を張っている人が多いですね。

ちなみに前述の ヒラリー・ハーン(HilaryHahn)さんは、E線はGOLDのループエンドを使っているようです。

E線に関しては検索してもそんなに情報が見つからないですね。 値段はそんなに高くないので、暇なときに弾き比べをしてみようかなとも思います。

バイオリンの弦は種類がたくさんありすぎてどれにしたらいいか迷う方も多いと思いますが、そんな時はこのドミナントを選んでみてはいかがでしょうか。

弓製作2019その5

弓、完成しました。

 

ニスを塗って、

パーツを磨いて、

馬毛も張って、

取り急ぎ完成させました。

20190913_15224101

20190913_15234301

 

ラッピングは紺でまとめてみましたがどうでしょうか。

 

これで、バイオリンの弓は在庫が2本になりました。

 

 

弓製作2019その4

フロッグですが

 

ほぼ形になってきています。

20190911_18261401 20190911_18262401

このまま仕上げてもいいんですが、竿の方を進めます。

 

ヘッドはチップを取り付けて形を整えて、

こんな感じです。

20190911_18291001

まだ、刃物ややすりで削っただけでサンドペーパーなどでは仕上げていません。

 

 

弓元から弓先に向かって、徐々に細くなるように気を使いながら慎重に削って

 

20190911_18501501

 

 

馬毛とラッピング(皮や銀線)の重さも考慮して、まだもう少しダイエットしないといけないですね(-_-;)

 

 

弓製作2019その3

フロッグ

まだ続いております。

前回、貝のスライドまで終わっていましたが

次はアンダースライド(フロッグと弓の竿が接触する部分)です。

ねじを回して毛を張るときにスライドする部分ですね。

 

まずは0.2~0.3mm程度の薄い銀板を用意して、ちょうどいい大きさに糸鋸で切断します。

20190816_18141101

 

薄いシルバーを型にはめて曲げて、、、

s_20190817_115127

 

 

と、そんな大変なことをしなくても

この形で売っています。

20190824_21180001

この方が無駄もないし、キレイだし(^^;

 

 

そして、接着して、、、

s_20190817_131442

このまましばらく置いておきます。

 

 

その間に、、、

 

弓本体の棹を進めておきます。

20190809-bow-making-stickhead

ヘッドをだいたいの形まで整えました。

 

弓製作2019その2

弓製作の続き

進めております。

こんな感じの黒い四角い木材を加工してフロッグを製作しております。↓

15653882802605

 

いろいろ削って前回作ったフェルルがぴったりはまるようになりました(^_^;

 

 

 

 

 

s_15653882804326

次はスライドの貝が入る部分を削っていきます。

スライド自体はこんな感じで↓

s_20190813_091232

2枚の板からできています。

貝の下の黒い木は黒檀です。バイオリンのナットや指板に使われている堅い木ですね。

だいたい1mm厚程度の貝と黒檀の板を貼り合わせており、毛束を収納するフロッグの蓋の役割をしています。

s_20190814_173712

 

スライドもぴったりはまるように溝を掘ったところで、今日はここまで。

フロッグ製作はまだまだ続きます。

弓製作始めました。

今年1本目の弓

作り始めました。

まずは、フェルルから。

0.8~1mm程度の厚さの銀の板から作っております。

Silver-plate

アクセサリなどでも使う925のシルバーを使っております。

銀板を適度な大きさに切断して、叩いて曲げて

ロウ付けで接着します。

Brazing

 

やすりで削って形を整えてこんな感じです。

Ferrule-filing

 

次はフロッグにフェルルを装着できるようにするんですが、それはまた次回。

 

 

 

 

 

ところで、先日毛替えでお預かりした弓ですが、フェルルのロウ付け部分に剥がれと小さいですがひびがありました。

ferrule-before1

ロウ付けの剥がれ↑

 

フェルルの製作と同じでろう付けして修理可能です。

よく見ないとわからないですが、、、

もしお使いの弓で見つかりましたら当工房まで(^_^)

開業のご挨拶

HDK_20190730162216

当面は定休日を作らずほぼ毎日営業しようかと思いますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

営業時間は10:00~18:00ですが、その前後も工房に居る可能性もありますので、問い合わせていただければと思います。

チェロ

チェロのご紹介

 

2019-cello-front01-resize 2019-cello-side01-resize

2018年に製作したもので、自分で趣味で弾いております。どこか市民オケなんかで弾けるようになるといいですが、まだ楽譜が読めません(-_-;)

 

2019-cello-head01

パーツがカエデ材で柔らかいので慎重に取り扱う必要がありますが、杢がきれいですね。

板厚やバスバーなどもう少し削ってみて、音がどう変わるかも実験してみたいところです。

バロックビオラ

バロックビオラ製作中

バロックビオラを製作中です。   売れ残りの昔作ったビオラを改造していますがどうなるでしょうか? ネックを切って(^_^;)

BViola-neck-cut

短めのネックに継ぎなおしています。

BViola-front

小さめの390mmのビオラで、小さくて弾きやすいのに低音がよく響くビオラを目指して板の厚さなど工夫しようとしていたんですが、思い付いてバロックビオラに改造してみました。

しかし、、、ガット弦が無い(-_-;)

さっそく注文しようとしたんですが、いつもガット弦を買っているところが品切れでした、残念。

BViola-upside

というわけで中途半端なところまでしか進んでいません。

ナットは象牙、、と言いたいところですがタグアナッツを使っています。

tagua-nuts-whole01 tagua-nuts-split

こんな感じのナッツで、(硬くて食べられないか(-_-;)

割ると中に空洞がありひび割れているので、うまく加工しないとナットに使えません。

 

ガット弦を仕入れたら試奏をしてみたいと思います。